初めに
このページでは新著『3カ月で改善!システム障害対応 実践ガイド インシデントの洗い出しから障害訓練まで、開発チームとユーザー企業の「協同」で現場を変える』のPART2のポイントやここだけは読んで欲しいおすすめページを紹介しています。
PART2 システム障害対応改善の阻害要素と成功要因
システム障害の対応に取り掛かる前に障壁となる改善の難所と成功に辿り着くための重要な鍵を紹介しています。よく起こりうるパターンを理解しておくことで普段からへの意識向上に繋がって、先手を打ったり、関係者へ働きかけたりすることができる効果が期待されます。
こんな人に読んで欲しい!
- システム障害の予防策を探している人
- システム障害対応の要因をはっきりさせたい人
etc.
気になるポイント
野村視点から
- 長年システム障害対応に当たってきた観点から難所や阻害要因について3つに分けて徹底的に分析しています。
- 改善の肝がサービス視点での運用設計という斬新な切り口での解説様々な観点から盛り込みました。
鏡(若手)視点
- リソースマネジメントとROIのお話が、限られた時間の中でいかにパフォーマンスを最大化させるかという点でシステム障害対応に限らず幅広い場面で活かせそうで勉強になった。
- 人間心理とITサービス、運用設計という多角的な観点から阻害要素を分析していることで要因が細かく、かつ整理された状態で理解できるのが分かりやすいポイントだなと感じた。
- この本の一押しポイントでもあるサービス視点。システムだけにどうしても視線が集中してしまいがちなイメージがあったが、サービス目線で問題を解決していくことへの重要性を知ることができて斬新な視点だと感じた。
おすすめページ
★P.065-066「要因3大切なことだと気づきにくいから」&図表4-2
障害対応が終わると、緊急を要することではないが重要で「大切なこと」に移行していくことの大切さをアピールしているのでぜひ目を通して欲しいです!
★P.071-072図5-1
サービス視点で、お客様の立場から自分たちのサービスを見る大切さを図に表しているところにぜひ目を通してほしいです。
★P.072-073システム障害時にユーザー企業内で何が起きているか
「異なる立場のことを理解しましょう」と言われるだけではなかなか行動に移すことは難しいので、「もし自分がこのような立場だったら」と身近な視点に一度置き換えて分かりやすく説明しているところが推し。
最後に
本記事でPART2の様々な魅力やおすすめポイントを知ってもらえれば幸いです。少しでも気になったらぜひ新著をお手元にとってご覧になってみてくださいね!
書籍はこちらから↓
『3カ月で改善!システム障害対応 実践ガイド インシデントの洗い出しから障害訓練まで、開発チームとユーザー企業の「協同」で現場を変える』
執筆責任者
野村浩司
野村浩司
「3カ月で改善!システム障害対応 実践ガイド」著者
野村浩司:金融システムの開発保守運用と改善を12年担当。7年にわたり合計約 1000 件の障害事例を分析。システム障害対応の改善では、アラートを9割削減。
野村浩司:金融システムの開発保守運用と改善を12年担当。7年にわたり合計約 1000 件の障害事例を分析。システム障害対応の改善では、アラートを9割削減。